1584年、苦難の航海の末にリスボンにたどり着いた日本の天正遣欧少年使節団が、1ヶ月ほど滞在したイエズス会の教会。
天正遣欧少年使節団は、1582年(天正10年)に九州のキリシタン大名、大友宗麟・大村純忠・有馬晴信らの使節としてヨーロッパへ派遣された4名の少年を中心とした使節団。イエズス会宣教師バリニヤーノがヨーロッパに帰るときに一緒にこの少年たちをつれていって、ヨーロッパのキリスト教社会をその目で実際に見させようとしたのである。
1590年(天正18年)に帰国。使節団によってヨーロッパの人々に日本の存在が知られる様になり、彼らの持ち帰ったグーテンベルグ印刷機によって日本語書物の活版印刷が初めて行われた。(これをキリシタン版という。)
出発が1582年2月、マカオ、インドのゴア、喜望峰をまわっての大航海。ポルトガルのリスボンに着いたのが、なんと2年半後の1584年8月であったという!気の遠くなるような長さだ・・・。
この使節団の少年たちの年齢は、12〜14歳。そんな子どもたちが日本の国を背負って危険な航海に出かけたかと思うと、頭が下がるの一言だ。いくら旅行好きの私でも、ここまではできないなぁ・・・。
彼らの滞在した教会だと思うと、日本から遠く離れたリスボンの教会が、妙に身近に感じた。
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