今日は、いよいよ日本に帰る日だ。朝7時の飛行機のため、4時にはホテルをチェックアウトし、空港に向かいたかった。そのため、がんばって朝の3時に起きた。もちろん外は真っ暗だった。連日の疲れのせいで、もっとゆっくり眠っていたかったけど仕方ない。
お土産をどうにかリュックの中に詰め込んだ。去年のプラハの帰りのみーちゃんのように、空港で荷物を調べられたら、もう二度と詰め込めないかもしれない、というくらいぎりぎりに詰め込んだ。
4時にロビーに行き、チェックアウト完了。ホテルの前にタクシーがいるかと思ったが、こんな時間だからか1台もタクシーは待機していなかった。ホテルのおじさんにタクシーを呼んでくれと言ったら、電話で呼ぶと思いきや、外の大通りまで走り出て、必死にタクシーをつかまえてきてくれた。おじさん、どうもありがとうございました。
ホテルから空港はまっすぐの道だ。道もすいていたので、あっという間に空港に着いてしまった。タクシーの料金は、私たちの大きなリュック2つをトランクに入れたので、7.5ユーロだった。タクシー代に10ユーロとってあったのでそれを渡すと、おじさんはお釣りがないという。
私たちも、もう一度お財布の中を見てみたが、小さなお金はあるものの、どうやっても7.5ユーロは出てこなかった。もうどうせ帰るだけだからいいやと思い、人の良さそうな運転手のおじさんに10ユーロ渡し、お釣りはいらないと言った。
すると、おじさんは「とんでもない」というようなことを言い、絶対に受け取らなかった。そして、車を飛び出すと、前に止まっている別のタクシーのところに行き、お金をくずしてきてくれたのだ。そして私たちに、笑って「オブリガード」と言ってくれた。
私たちは、本当に最後までついていた。6日間、あちこちで色々な人に温かく接してもらった。そして、空港に向かうタクシーのおじさんも、ガイドブックに載っている悪徳運転手どころか正直で素朴で人の良いおじさんだった。結局一度もいやな思いなんてしなかった。
同じポルトガルに行ったって、だまされたりすられたりいやな思いをする人だっている。私たちは本当に運が良かった。とても良い思い出だけをもってポルトガルを離れることができたことに、感謝したい。
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