今度は、バイシャ地区にあるサンタ・ジュスタのエレベーターのところを通り、カルモ通り・ガレット通りを通ってバイロ・アルト地区に行ってみた。ガレット通り一帯は、シアードと呼ばれ、高級ブティックなどが並ぶ一等地であるという。確かに、ガレット通りを歩いてみると、沢山の人で賑やかで、私でも知っているようなブランド店やいかにも高級そうなお店が多い。東京で言えば銀座みたいなところなのだろうか。
そこをずっと歩いていくと、カフェ・ラ・ブラジレイラとう老舗カフェがある。リスボン最古のカフェの一つで、かつて芸術家や知識人たちが集まったという、ヨーロッパらしい伝統的なカフェだ。私たちは入らなかったが、お店をのぞくと、なるほど高級そうで伝統がありそうなカフェだった。
カフェの前には、ポルトガルの詩人、フェルナンド・ペソアの銅像がある。ペソアが椅子に座っているちょっとユニークな像で、その横にも椅子があり、座ることができるようになっている。ユニークな像なので、ガイドブックにもよく載っている。
私は、7年前ポルトガルに来た時、夜遅くファドを聴きに行った。そこのお店でファドとワインでとてもいい気分に酔っ払ってしまった。どこをどう通って帰ったのか覚えていないが、このカフェの前を通ったらしい。このペソアの横に酔っ払って上機嫌で座っている私の写真があるのだ。夜中にいったい何をしていたのか・・・。
今回は、昼間だったし、たくさんの人で賑わっていたので、そのような記念写真は撮らなかった。そのお店を通り過ぎると、カモンエス広場という大きな広場に出る。この広場の名前になっているカモンエスとは、ポルトガル最大の詩人らしい。中央には彼の像も建っている。彼は1525〜1580年まで生きた人で、『ウズ・ルジアーダス』という叙事詩で、大航海時代のポルトガル人の偉業をうたいあげたという。
カモンエス通りを通り抜け、私たちはRua do Loretoという通りを真っ直ぐ歩いた。広場から200mほど歩くと、左にビッカ線というケーブルカーが走っているのだ。このケーブルカーを見てみたかったのだ。
カモンエス広場からビッカ線までの道沿いには、小さなレストランやカフェがたくさんあった。いかにも地元の人といった感じの人たちでけっこう賑わっているお店が多かった。きっとおいしいお店が多いのかもしれない。今度リスボンに来たら、こっちのほうで食事をしてみようと思った。
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