私たちが失敗しないように選んだのは、バイシャ地区にある小さなレストランだった。リスボンに着いた翌日の夜夕食を食べたレストランに行くことにしたのだ。バイロ・アルトからまた坂を下り、バイシャ地区に戻ってきた。この頃には12時も大分過ぎ、あちこちのレストランが賑やかになり始めた頃であった。
私たちが向かったレストランは、レストランが沢山並んでいる通りだ。前回は時間が早かったからか客引きなどはいなかったが、今回はそれぞれのレストランの客引きが沢山いた。その通りを通るだけで、それぞれのお店の店員が色々声をかけてきた。メニューをゆっくり見ていられないほどだった。
しかも、前回はそのレストランに夜入ったため、お店の印象が変わり、どれがそのレストランかわからなくなってしまった。しかも、ゆっくり眺めながら歩けない。かなりしつこく客引きしてくるお店もあったからだ。
うるさい客引きを振り払い、とりあえずその通りを通り抜けてみて、もう一度どのお店だったかゆっくり考えてみることにした。たしか“ジョアン・ドグラン”というレストランの斜め前くらいにあったはず、などとぼんやりした記憶をたどりながら思い出してみた。
また勇気を出して、客引きの待つ通りを抜けることにした。またしつこい客引きがメニュー片手に寄ってきた。そんな中「あ、あのおじさんのお店だ!」とみーちゃんが、あるお店の前にいたウエイターの顔を見て思い出した。

「でかした、みーちゃん!!」と思い、しつこい客引きのお兄さんたちを無視しながら、そのお店にそそくさと逃げ込んだ。
外から見た感じでは、本当にこのお店でいいのか心配であったが、入ってい見ると同じレストランであることがわかった。夜と昼ではお店の感じが大分違うのだ。しかも、私たちが前来た時は、雨に降られて駆け込むようにして入ったからなおさらよく見ていなかったのだ。しかも、お店の名前もチェックしていなかったのだ(結局今回もしていないが・・・)。
とにかく、目的のレストランに入れてほっとした。ここでまた飽きずに私たちは、魚介と海老のリゾットを食べることにした。あとはタラのフライ、赤のスパークリングワインを頼んだ。

ここで、パンと一緒に出される付けあわせのチーズに、今まで見たことのない白いチーズが出てきた。ヨーグルトのような入れ物に入っていて、見た目もヨーグルトみたいだ。とても気になったので、パンに付けて食べてみた。味はチーズのようなくせはほとんどなく、さっぱりとしていておいしかった。
タラのフライは、衣が竜田揚げみたいな味で、それほど油っこくなく、箸が進んだ。付け合せの生野菜とポテトフライもとてもおいしかった。魚介と海老のリゾットは、やはりここでも具沢山。タラのような白身魚の身や海老などがごろごろ入っていた。ただ、リゾットの味がちょっと塩気が強かったため、タラのフライに付いていたライスをリゾットに混ぜて食べた。2品だけでかなりお腹一杯になってしまった。
![]() タラのフライ | ![]() 魚介と海老のリゾット |
またまた苦しいお腹を抱えて、その辺をぶらぶらショッピングしながら歩いた。ロシオ駅近くのスーパーマーケットで職場へのお土産などを買った。買ったお土産をホテルに置きに帰り、また散歩に行くことにした。
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