夜景はきれいだったが、何しろ寒かった。そして早々に引き上げることにした。またケーブルカーに乗って、プライア地区に戻った。お昼に食べ過ぎたせいで、それほどお腹はすいていなかったが、食事を早々に済ませ、ペンションに引き上げることにした。そして、私たちは昼のレストランの食事に感動したので、夕食もまたそこで食べるべくそのレストランに向かった。
レストランに着くと、お店には灯りがついているものの、お店のおじさんがテーブルに座って知り合いらしき人と話をしている。他に客は見当たらない。ドアは開いているものの、昼間には外に出ていたメニューや外のテーブルや椅子は片付けられている。うーん、やっているのかどうか微妙だ。
さんざん迷ったけど、やっぱりそのレストランに入るのはやめた。おじさんのことだから、私たちが入れば食事を食べさせてくれるだろう。でも、私たちのためだけに料理を作らせるのが何だか悪い気がしたのだ。今日はナザレ滞在最後の日だったので、とても残念だったけど、あきらめて違うレストランを探すことにした。いつの日か、またナザレに戻ってくる。その時はまたこのレストランで食事をしようと思った。
そのレストランの近くにある、こぎれいそうなレストランに入ることにした。昼食を食べるとき、実はこっちに入ろうか迷ったお店なのであった。こっちのお店は、地元の人が数人、カウンターでお酒を飲みながらお店のおじさんと話をしていた。食事をしている人はいなかったが、入ってみることにした。
お店に入ると、数人のお客と話をしていたお店のおじさんは、にこやかにそして丁寧に私たちを迎え入れてくれた。ここで私たちは、魚介のスープとイカのリゾットを頼んだ。この頃には、食べすぎで胃腸が少々疲れていたので、アルコールはやめ私はコーラを、みーちゃんはミネラルウオーターを頼んだ。
![]() 魚介のスープ | ![]() イカのリゾット |
ここの魚介のスープも、やはりかぼちゃスープみたいな色だが、あっさりと薄味でおいしい。白身魚のこまかい身と細くて小さいパスタ、それに香草が入っていた。色々なお店でスープを食べたけど、はずれがなくとてもおいしい。体も温まるし胃にもやさしいのでうれしい一品だ。
イカのリゾットは、一人前を頼んだがやはり量が多い。お鍋にたっぷり入って出てきた。リゾットの中には、ここでもやはりイカと海老がごろごろ贅沢なほど入っていた。そしてもちろん、文句なくおいしい!!ポルトガルは、本当に料理がおいしい。イタリアもおいしかったけど、値段も高くておいしくないお店はおいしくなかった。しかし、ポルトガルははずれがなかった。魚介類がおいしい、ということも日本人にとって嬉しい。私の中では、イタリアのご飯よりもポルトガルのご飯のほうに軍配が上がった(勝手に比べているだけだが・・・)。
お腹いっぱいになった。かなりのボリュームとこのおいしさで、料金は全部で12ユーロ(1700円くらい)だった。この内容でこれは絶対に安い!入りたかったレストランに入れなかったけど、十分満足してペンションに帰った。
こうして、ナザレ最後の夜は終わった。本当はもっとナザレにゆっくりしていたかった。そして、ナザレから近くのオビドスなどの町を観光するのも良さそうだった。でも、とにかく時間がないから明日はもうリスボンに帰って次の日には東京に帰らなくてはならない。働いていると仕方ないことだ。またいつの日か、ゆっくりポルトガルの町を、そしてナザレの町に滞在しに戻ってこようと思う。
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