所々ある看板にしたがいながら、サン・ジョルジェ城に到着。城の入り口付近には、お土産さんが何軒もあった。私たちが行った時間はまだ早かったからか、それほど人はいなかった。きっとトップシーズンや時間帯によっては、とても賑やかになるのだろう。
サン・ジョルジェ城に入るには、入場チケットを買わなければならない。入り口とちょっと離れたところにチケット売り場があり、そこでチケットを買う。一人3ユーロ。そして、自動改札みたいなゲートを通って中に入る。修学旅行なのか、白人の高校生くらいの若い男の子たちが団体で来ていた。
中に入ると、なぜか目の前に、ロバの大きな写真が印刷されたついたてのような大きな板みたいなものが、沢山並べられていた。

何かのイベントかあるいは現代芸術の一種なのか。さっぱりわからず、その場を通り過ぎた。
公園を囲んでいる城壁まで進むと、そこからはリスボン市内が一望できるすばらしい景色が楽しめる。リスボンの町は、オレンジの屋根の町並みが広がっていて、その雰囲気がとても美しい。
![]() サン・ジョルジェ城からみたコメルシオ広場とテージョ川 | ![]() サン・ジョルジェ城から見たリスボンの町並み |
オレンジの町並みとテージョ川、テージョ川の両岸を結ぶ巨大な4月25日橋もとても絵になっている。真下には、さっき私たちが歩いたバイシャ地区がすぐそこに見える。私たちが泊まっているホテルもすぐ近くだ。

私たちの泊まっているホテルがとても便利な場所にあると上から見ても実感できた。
サン・ジョルジェ城は、ローマ時代にローマ人によって要塞として建設されたという。その後、歴史の中でイスラム教徒やキリスト教徒の王など持ち主の変遷を経て、今は公園となっている。かなり長い歴史だ。観光客が多いだろうが、比較的静かで、景色も美しいし、古い時代に思いをはせながら歩くにはいい場所だと思う。
![]() 散歩にぴったりの城内 | ![]() さらに城壁の中へ |
城の形は残っているが、壁がある公園と言った感じだ。その壁の上には登れ、上を歩けるようになっている。要塞として造られただけあって、いかにも要塞の壁といった感じ。そこから見る景色は綺麗だったが、高い壁の上なのに、手すりが妙に低いところもあり、高所恐怖症の私としては、進むのにかなり腰が引けるところもあった。
![]() 城壁 | ![]() 城壁の上へ |
![]() 城壁の上を歩く | ![]() 足もすくむ城壁の上 |
それを見たミーちゃんが後ろから、私の弱点を見つけたとばかりに笑っていた。
ところで城壁の中に、なぜかロバが沢山いるところがあった。

きっと入場したところにロバの写真がいっぱいあったのは、このためなのだろう、と納得した。でも、なぜ城の中にロバがいたのかはよくわからない。

帰ろうとしたら、グレーの雨雲が一面に広がり、雨がザーザー降ってきた。みんな城壁の下や木陰で雨宿りしている。私たちも近くにあった木陰で雨宿りした。今回の雨は、けっこう本格的な降り方だった。これではびしょぬれになってしまう。
しばらく木陰で休んでいたが、おなかもすいてきた。考えてみたらもうお昼近い。一刻も早くお昼を食べに行きたくなったが今回の雨は長かった。そのうち、なんとなくうっすらと空が明るくなってきた気がする。雨雲がうすくなってきたのか。雨も少しだけ小降りになってきたので、雨の中歩き出すことにした。やはい食欲には勝てなかったのだ。
歩いているうちに、案の定雨はすぐやみ、またきれいな青空が広がった。本当にポルトガルの冬の空は変わりやすい。
![]() お城で出会った友達 | ![]() サン・ジョルジェ城にいたちょっと不機嫌な猫 |
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